産みの苦しみ

ブログを書く時間がどうしても取れないのは、現在取り組んでいるドキュメンタリー映画関連の文章や脚本がうまく表現できなくて、それに時間が取られているからです。特に脚本は初めての経験で(実はすべてが初めてです)、「山本さん、脚本早くお願いしますね。」昨年11月頃監督に言われた時に、「エ!私、脚本書いたことありません。」「山本さんが映画創りたいんですよね。」「はい!」「伝えたい内容を書けばいいのですよ。A4に、34行28文字で40ページで収めてください。」「・・・・・」

この日から、これまでとは違った新たな戦いが待ち受けていました。私が本当に伝えたいことは何なのか。勿論全体の流れは事前に監督の了解を得ていますが、伝えたいテーマに一貫性がないらしく(本人は気づかない)、ミーティングのたびに、「実は書いていて、ここに焦点を当てた方が良いように思いますので、内容を一部変更しました。」この繰り返しが続き、年が明けてさすがの監督も「これが限界ですよ、3月に・・・に出したいのでしたら。」この一言で猛突進。お陰で本日何とか納得するものができて、ようやく産みの苦しみから解放されました。監督のコメント?勿論まだ伺っていません。ほんの少しの達成感を味わってから・・・にします。